夏越大祓式と茅輪神事無事斉行致しました。
2013年7月1日
6月30日は日曜日で天気も良く、約250名の皆様にご参集いただきました。
ご参列の皆様と祝詞を奏上し、小さい細かく切った紙片、切麻(きりぬさ)と申しますが、これを左右左とかけていただきお祓いをし、紙で作った人形で体をさすり、息を3回吹きかけていただくことで、今年半年で積もった身体の罪穢、悪いものそれにうつしていただきました。
人形は後日お焚き上げをさせていただきます。
皆様の御協力によりまして、無事神事を執り行うことができました。心より感謝申し上げます。
夏越大祓式斉行後の宮司のご挨拶にありましたように、大祓式は、この6月の晦日と12月の大晦日の年2回です。
夏の大祓式の後には、蘇民将来の故事に出てくる茅輪にまつわる神事がございます。
→蘇民将来、巨胆将来の故事
本年も廣田神社では、神職の作った直径約3m大きな輪をご参列の皆様と列を作り8の字になってくぐり、無病息災を祈念致しました。
神社に置いてあります茅をご自由にお持ち帰り頂きそのまま、あるいは輪を作って頂いて玄関先に架けて頂ければと存じます。
→丸めた茅輪のイメージ
茅輪神事の前に、巫女が配布致しました袋に入っております『廣田神社大祓神符』(写真)は、修符(しゅうふ)と申しまして、大祓の儀式の終わったおしるしでございます。玄関先に貼って頂き、大祓を終えたお家であることをお示しいただければと存じます。修符には、御神札と違い、方向は特に決まりはございません。
修符と一緒にお渡し致しまし瓦せんべいは、大神様のお下がりでございます。お召し上がりいただければと存じます。
茅輪をくぐるときの唱へ言葉
みな月のなごしの祓(はらへ)するひとは千年(ちとせ)の命のぶといふなり思ふ事みなつきねとて麻の葉をきりにきりても祓いつるかな
今年は、茅輪神事の後引き続き夕御食(ゆうみけ)祭にも多数の方にご参列を賜りまして有難うございました。この夕御食(ゆうみけ)祭は、毎日行っている行事でございます。
朝には、朝御食(あさみけ)祭を行っております。日頃は外からの参列となりますが、ご自由に参列頂けますので、お祓いをお受け頂ければと存じます。
不明な点等ございましたらご遠慮なく廣田神社までお問合せ下さい。TEL : 0798-74-3489
今月の行事の一部をご案内させて頂きます。是非お誘い合わせの上、ご来社下さいませ。
7月16日 午前10時〜
夏祭(深湯(くがたち)神事)
巫女が大釜の熱湯を 笹束を以て四方の神々に捧げる往古の盟神探湯の遺風を今に伝えた退魔の神事
20・21日 午後2時〜8時
広田の宮こどもまつり
数々の露天が軒を連ねる楽しい夏祭り
21日午後 人形報恩祭
お子様の成長を見守ってきた人形やぬいぐるみに感謝をして浄火にて焚き上げる祭りを斎行します。古くなった人形やぬいぐるみをお持ち下さい。